10月16日(日)、晴天の中、
『近江鉄道グループありがとうフェスタ&全線無料乗車DAY』が開催されました。
近江鉄道は、滋賀県の東部を走る電車で、その走る音から「ガチャコン」と呼ばれ、県民に親しまれています。しかしながら少子高齢化や車利用の増加などから、鉄道離れが進んでいるという現実もあります。近江鉄道さまからの「利用者に日ごろの感謝を伝えたい。近江鉄道のことを、もっと知っていただき、地域との連携を図っていきたい」。そんな熱い想いを受けて、e-radio(エフエム滋賀)は、大々的に「ありがとうフェスタ」を企画&実施しました。
まず、地域の公共交通利用促進を図るため、フェスタ当日は、鉄道沿線周辺で開催される関連団体イベントなど、当該イベントの全容を紹介する期間特別コーナーを放送。またイベント当日までのカウントダウンCMの放送、ガイドマップの作成やポスター、車内刷りポスター、チラシの作成、スタンプラリー運営、そしてメイン会場の施工・運営と、ほぼ全ての広報と会場運をe-radioが担当しました。
その結果、通常は1日あたりのご利用人数が3,100人、当該イベントの目標人数も10,000人だったのに対し、フェスタ当日は、それを大幅に上回る約38,000人(通常の12倍)の利用がありました。
各駅は会場を行き来するお客様で溢れ返り、臨時列車を出すほどの大盛況。
「初めて近江鉄道に乗った」「通学以来数十年ぶりに近江鉄道に乗った」「家族で電車に乗るのに良い機会だった」などの利用客のコメントが多く聞かれました。
沿線周辺で開催している関連イベントも盛り上がり、関西圏のテレビや新聞等の各メディアが大きく取り上げるような社会現象に!近江鉄道さまにも、大変ご満足いただける結果となりました。
今回の近江鉄道さまとの公共交通利用促進策をはじめ、e-radio(エフエム滋賀)は、県域ラジオ局として地域の課題に取り組み、より住みよい滋賀県を創出する一助となるメディアを、今後も目指してまいりたいと思います。
株式会社エフエム滋賀 東京支社長 坂井安代