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若者に人気のインスタグラムを使ったフォトコンテストは、観光振興の一環で各地の市町村で実施しています。今企画はスポンサーからの希望で、特に20代女性をターゲットに長野県東御市の旅籠屋づくりの街並みを残す海野宿の知名度アップを図りました。
パステルカラーを使った色合いのホームページの作成や市の特産品をプレゼントするなど工夫を凝らし、ＷＥＢとの相性のいいＦＭラジオを活用し、相乗効果を狙いました。さらに、ファッションリーダーで、東御市近隣で東京との2拠点生活をしている元E-gilsヴォーカルの武藤千春氏をインフルエンサーとして起用しました。テーマは「海野宿とわたし」。自分の姿が街並みに溶け込むような構成を課して、通常の風景写真とは一線を画した有機的な投稿を促しました。
期間は9月18日～11月30日で、コロナ禍での開催につき、マイクロツーリズムが叫ばれる中で、県域放送の当社の存在感が効きました。また武藤氏のフォロワーの参加も促し、広く海野宿を知ってもらう機会となりました。
海野宿は数年後開通400年を迎えます。開通記念に向け今企画でベースとなる周知は図れたので、次年度以降の展開にも媒体として関与していきたいと考えます。
なお、主催がＮＰＯ法人海野宿トラスト、共催はＦＭ長野で、東御市観光協会が協力しています。また、今企画は長野県の元気づくり支援金を活用しており、地域の課題に応えたものです。ＳＮＳとラジオという組み合わせや元気づくり支援機活用は汎用性もあり、他地域でも同様な取り組みが可能と考えます。
